盆栽関連の本は多数出ているのだけれど、読んでもなかなか理解できないのは習い事の常では有ります。

習うより慣れろ、盆栽教室や通信講座で技術を深めると実際に体験してみることが知識技術の習得の早道。

盆栽園では、盆栽教室を随時開く事も有りますので近くの盆栽園をチェックしてみるのも良いでしょう。
カルチャーセンターでも偶に盆栽教室が開かれる事が有ります。

三越カルチャーサロンの公開講座の盆栽教室は短期間で定員になる人気講座でした。

朝日カルチャー新宿でも、桜盆栽の体験一日コースが開かれた事が有りました。

桜盆栽教室は2月、3月と季節が限られています。
募集は1月、2月に集中します。

ふるさと納税でも返礼品として盆栽教室体験チケットを提供している自治体が有りました。

盆栽の知識、技術を深める

日本を代表する国技の相撲で一流になる条件として、心技体が充実するという言葉が使われます。

盆栽で言うならば、

  •  盆栽の和の心を理解する
  •  盆栽の作成、手入れの技術を身につける
  •  盆栽の作品の良さを理解する

という事になるのでしょう。

盆栽の常識とは、盆栽をやっている人には当たり前の事だが、
盆栽をやったことのない人は知らない心技体の基本の事ではないでしょうか。

「盆栽の和の心を理解する」なんか難しそうですね。
高尚な理屈を理解するということではなく、
まずは、盆栽は気持ちがいいな、落ち着くな、楽しいな と穏やかに感じる心だと思います。
何万円もする高価なものだからとか、何年ものの古木の貴重品だからと争う趣味ではないのです。

盆栽には、「水遣り3年」とか技術の難しさを表した言葉も有ります。
盆栽に限らず、技術を覚え一人前になるには3年かかると言われるものは多いです。
植物は、1年やってやっと1サイクル、時には失敗をして翌年は修正して、覚えきるのは3年目。
植物が変われば、また違った遣り方が必要となったりして切が有りません。

盆栽には、水遣りだけではなく、いろいろやらなくてはならない事が有ります。
ひととおりの盆栽の技術は、盆栽の入門書で簡単な知識を持っておくと役立ちます。

盆栽のいろは」はケヤキを題材としてはいますが、オーソドックスな小品盆栽の一通りを解説をしている入門書です。
桜盆栽についての記述は、オカメザクラの針金かけが有ります。

盆栽のいろは

やっぱり揃えたい道具。

何の為にこんな道具が必要なのかと盆栽を道具から見てゆくのも楽しいものです。

どんな道具を揃えたらよいか?
お勧めの盆栽道具入門セットには、
剪定作業や植え替え作業時に使い良い回転台
室内でお手入れされる方が心置きなく作業出来るように園芸用作業シートも入っていました。

盆栽入門お手入れ10点セット

ヤフーショッピングの盆栽入門お手入れ10点セット

NHK教育テレビ「趣味の園芸」のキャスターで出ていた山田香織さんは、手軽に簡単に楽しめるモダン盆栽技術を多く紹介しています。
たくさんの本が出ていますが、草木の寄せ植えを使った新しい盆栽「彩花盆栽入門」がお勧めです。

彩花盆栽といっても、花物盆栽のことではありません。
日本の原風景の美しさを現代風に表現し、家庭で楽しむ小さな大自然を作る彩花盆栽です。

知識ゼロからの彩花盆栽入門 [ 山田香織 ]のほか はじめての盆栽 失敗しない8つのコツ [ 山田 香織 ] 、 だれでもできる小さな盆栽の作り方・育て方 [ 山田香織 ] など多数の本があります。

楽天の彩花盆栽一覧

解りやすい記述ですので、若い人でも、これならできると感じると思います。
年配の人も、こんな盆栽の作り方もあるのだと、興味がもてると思います。

そんなこんなの盆栽の基礎が自然と身に付いてきます。

  •   なぜ盆栽は小さいの?
  •   盆栽は、植え替えをするの?
  •   なぜ苔を使うの?
  •   なぜピンセットやパテを使うの?
  •   盆栽は何処に置いたら良いの?
  •   盆栽に水はやるの?肥料はやるの?
  •   盆栽に表と裏は有るの?
  •   どのように盆栽を作ったらいいの?

盆栽に興味を持ったら実践してみるのがお勧めです。

盆栽の先入観念に囚われず、いろいろ作って経験してみると、盆栽の楽しさが実感できると思います。

手作りの盆栽キット

どんな盆栽を手作りしてみようか、そんな時はセットになった盆栽入門キットが便利です。
作りながらの経験で理解も深まります。



盆栽を作るキット 初級編 本格的に作る盆栽 自由研究 黒松の針金かけ 盆栽を趣味にしたい人 工作キット 

彩花盆栽教室

NHK教育テレビ「趣味の園芸」のキャスターで出ていた清香園五代目の山田香織さんは、
あたらしい盆栽の考え方を提案している彩花盆栽について
初心者を対象とした彩花盆栽教室を首都圏各地で開いています。

彩花盆栽教室ビギナーコースは、盆栽町本校・表参道校・大宮そごう校・池袋校・日本橋校・新宿校の6校舎で開講。
各教室では1日体験が可能

1日体験の申し込み、内容、料金などは、

彩花盆栽教室の体験教室ページ
 で

年八回で7つの盆栽を作るご自宅講座もあります。

詳しくは、

彩花盆栽教室のホームページ
を見てください。

盆栽美術館(春花園)

小林國雄という盆栽師が、個人で造ったという盆栽美術館(春花園)が東京にある。

(2024年11月時点)

入館料は2,000円(税込)。

この美術館で盆栽教室が開かれているという。
体験費用 お一人様一回6,000円(入館料込み)
盆栽教室は毎週日曜日

詳しくは、

春花園bonsai美術館のホームページ
を見てください。

小林國雄先生が教えてくれるという盆栽教室は、外国人の間でも人気だと言う。

著書には、盆栽の専門書が多いのだが、読み物の啓蒙書も書いている。


一流の人に学ぶ人生で自分の才能を花開かせる方法: プロフェッショナルリーダーの仕事術 日本の伝統文化BONSAIの魅力を世界に伝え